花沢健吾 全世界待望最新作 アンダーニンジャ

花沢健吾 全世界待望最新作 アンダーニンジャ

TSUTAYAの貸し漫画コーナーで何年か前に見つけた面白そうな、ドラゴンボールや、ワンピースの影響を受けた絵のタッチの漫画家が9割を占める中、「コイツの絵は只者じゃないな」と感じて手に取ったのは花沢先生の「アイアムアヒーロー」だった。

そのころはゾンビ映画が流行り始めていたが、日本のゾンビ漫画はなかったはずだ。

ゾンビ映画は80年代の「バタリアン」が一番好きで、色んなゾンビ映画を観てきたが、日本のゾンビ漫画は、のちに出た相原コージ先生の「Zゼット」も私は大ファンだ。

忍者漫画といえば、白土三平先生の大ファンな私なのだが、「カムイ伝」や「忍者武芸帳」など、数多くの名作を殆ど読み漁って読み返した。

白土ファンであるのが伺える、相原コージ先生の「ムジナ」は、現代っぽいリアルな描写が面白くて何度も何度も読み返したものだ。

世界的にも有名な日本を代表する秘密諜報部員『忍者』は、007のジェームス・ボンドより、ミッション・インポッシブルのトム・クルーズよりも、残忍で、狡猾で、冷酷非道で、任務を忠実に遂行していく特殊部隊なのだ。

その忍者集団が、現世で20万人も姿を眩ましながら密かに暗躍しているという設定に夢を感じる。

石を投げれば忍者に当たる。誰に当たったかはわからない。

– Ninja –

登場人物の名前がカッコイイ

主人公らしきは、雲隠九郎(くもがくれくろう)。
他に、目がロンパってハゲ散らかした浮浪者風おじさんだけど、秘密諜報部員としては一級の一等忍尉、佐々魔。

特筆すべきは、9Vの電池の静電気による完全に周りの風景に溶け込む(消える)迷彩服(隠れ蓑)であり、防刃、防弾性能があるフード付きジップパーカー『摩利支天』正式名称「特殊静電潜像迷彩10式」という自衛隊風な名称が小気味好く、見事に忍者とエージェント(秘密諜報部員)を掛け合わせている。

摩利支天・・・どこかで聞いたことあると思って調べると、

摩利支天

〔梵•Marīci〕光・かげろうの神格化。自らの姿を隠して災難を除き,利益を与えるという。もとインドの民間信仰の神であったが,日本では武士の守り本尊とされ,護身・富裕・勝利などを祈る摩利支天法が修される。蓮華上に座す尺女像,猪(いのしし)に乗った三面八臂の像などがある。