Cover art “electro53” 6th Album

投稿日: カテゴリー: CDジャケットおすすめコラージュサウンドレビュー制作実積

五味孝氏氏と、恩賀周平氏によるインストルメンタルユニット、electro53 (エレクトロファイブスリー)の6番目のアルバムがリリースされまして、5回目のアルバムアートワークを手がけさせていただきました。

今回のテーマとタイトルは、Welcome to the Beautiful World であり、恩賀氏と入念な打ち合わせのもと、フロントジャケット、リアジャケット、4ページ見開きの冊子、トレイ下、盤面、帯の計8デザインの版下を作成。恩賀氏との合作と呼べる作品に仕上がりました。恩賀氏からの要望は、ポップアート、コラージュ、そして国旗。今回のアルバムには、平和的なメッセージが込められた内容となります。ポップトゥーンスタジオと名乗る屋号の通り、ポップアートは好物であり得意と思っています。そして元祖コラージュと言えばセックスピストルズのアートワークです。元祖パンクとサイケで反戦のロックをブレンダーにかけた仕上がりになっていたらご喝采!恩賀氏と長時間にわたる電話での打ち合わせというか、雑談で意気投合しちゃいまして、話は思わぬ方向へ。色んな話を共感しながらさせていただきました。ジャケット表は五味氏の写真の下に、ボロボロのユニオンジャックと、ボロボロの星条旗、冊子を開くと左側に続きがありまして、旧ソビエト連邦や社会主義国家ヨロシクのハンマーと鎌のマークと星が赤い背景に乗っています。この社会主義を象徴とする星と鎌鉄槌はナチスのハーケンクロイツのように資本主義の国からしたら悪い印象ですが、日本もかつては帝国主義だったことをお忘れなく。やってる事はどこの国も変わらないという意味を含めています。帝国主義を皮肉った今回のジャケットアートは、70年代ロックのメッセージである『世界平和』の意味が込められています。そしてぼくがデザインとして一番気に入ってるのは、いつも盤面です。いつも最後にデザインする盤面は、シルクスクリーン仕上げで丸い版という特殊なデザイン故に力が入ります。今回はピンク、黒、白の3色で刷りあがる予定です。ポップなイメージで作ったつもりですが、何だか意味ありげな力強い仕上がりになっちゃいました。しかし意味といえば、レーベル名であるエレクテックサウンドシステムをイメージしたもので、電気の稲妻を掴んだだけです。因みに稲妻はCDの色である銀色になっています。

ぼく個人の音楽の感想ですが、今までのelectro53のアルバムの中で一番好きです。ドラムや管楽器の入った曲もあり、グルーヴィーでソウルフルなナンバーもあり、一曲一曲にテーマがあり、意味があります。恩賀氏から説明を受けたのですが、忘れてしまいました… 録音して、ここに対談形式に書き込むべきでした。ドラムは恩賀氏の弟さんが叩き、管楽器は打ち込みということでした。

五味孝氏オフィシャルサイト
http://www.gomitakashi.com/index.html

恩賀周平オフィシャルサイト
http://ongashuhei.tumblr.com/

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